曜日感覚がある人もない人も、日曜日です。
雨の日曜日は気持ちがブルーになります。
そんな雨の中でも悩める子患者が来院されました!
しゅんP診療所は日曜日も絶賛開院中でシュッ!!
今日の患者さんは、「医学生の母」さん。
「ウルトラの母」「原宿の母」に次ぐ第三の母ですね!
気になるお悩みはこちらでシュッ!!
娘はしゅんPさんの卒業された大学と同じ大学に通う医学生です。毎年十数名の留年者が出るようですが、そんなに進級が大変な大学なのですか?

医学生の留年・進級問題ですね。
医学部は留年が多く、上の学年にいた先輩がいつの間にか後輩になっていることが多々あります。
他大学のことはあまり分からないのでなんとも言えないのですが、おそらく国立大学と私立大学で様相は変わってくると思います。
- 国立大学
留年者は毎年数人程度のイメージ。基本的には放任で、各々勉強して進級・卒業してくださいという雰囲気。 - 私立大学
留年者は毎年10数人程度のイメージ。学年毎にある試験や卒業試験といったテストが厳しく、なかなか進級ができない。
上記のようなイメージがあるのですが、これはあくまでも僕の主観的なイメージです!
同じ国立大学、私立大学というククリの中でも大学によってだいぶバラツキがあると思われます。
僕自身の学生の時のお話をさせていただくと、まず第一の関門は2年生であった医療倫理の授業でした。
医療倫理、略して「医倫(いりん)」は文字通り医療における倫理観、道徳観を学ぶ授業でした。
ここで質問。
あなたは医者です。

あなたの目の前には「重症者1人」と、「重症ではないが中等症者4人」のグループがいます。重症者1人を助ける間に中等症者4人は亡くなってしまいますが、中等症者4人を助ければ亡くなるのは重症者1人だけです。あなたはどちらのグループを助けますか?
1人を助ければ4人は亡くなる。4人を助ければ1人は亡くなる。実際にあなたの目の前に出現する状況かもしれない。こういった事態にどうするか。そんな考えを育んでいく授業です。
正解のない難しさ。
僕らはこの授業で10人以上留年しました。僕も追試になり再試験でギリギリ踏み留まりました。
倫理で追試になるって、人間として欠格者の烙印を押されているようで切なかったです。
もう一つの難関は3年生であった微生物学です。
学問的にも難しい上に、教授が厳しくて留年者をバンバン出すような講義でした。
結局のところ、その学問の教授の性格が影響しているような気がします。
医学部は進級が難しいですが、周りと同じように勉強していれば基本的には乗り切れると思います!
「医学生の母」さん、いかがでしたか?
こんな感じで大丈夫でしょうか。。。
学生の頃から立派な見識を学び、素敵な医師になるように応援していまシュッ!
医学生の母さんの娘さんに幸あれ!!!